かたやまゆうこさんの本「コートを縫おう。」からテーラードカラーコートを作りました
今回二回目のドロップショルダーのコートです。(一回目はワイドショートジャケットでした)
ドロップショルダーコートの着心地の良さは日常生活を快適なものにしてくれます。私はこのコートが完成した翌日(1月末ごろ)からヘビーローテーションで着ています!目の詰まった重ためのウールの生地を使ったので最初は重くて失敗だったかなと心配しましたが、風を通さず自転車に乗っていても驚くほど暖かく、身頃にゆとりがあるので中に厚手のセーターを着ていても動きやすいです。ボタンを二つ付けたのも正解でした!(本の仕様はボタン一つ)
いい歳の大人なのにいったん自転車漕ぎだすとなぜかガチ漕ぎで小学生に無言の競争を挑まれると大人気なくチギッていきますw
パターン:かたやまゆうこ著「コートを縫おう。」
型紙C-1 テーラードカラーコート
サイズM 袖丈を型紙より4㎝短くしました(身長155cm)
私が作った仕様は裏付、玉縁ボタンホールでボタンを二個、と玉縁ポケットを作りました。ポケットの正直な感想としては箱ポケットの方が格好良いと思いました。初玉縁ポケットでしたが何事も経験ですね。
本ではボタンは一つだけなのですが私は自転車通勤をしているので夜とか寒い日は前をしっかり留めておきたいので2個付けましたが、本の型紙通りだとボタン一つの方が収まりが良い気もしました。
なので初心者の方がコートを作る時はドロップショルダーを選ぶと少しハードルが下がると思います。
更にハードルを下げるには柄合わせの必要のない生地を選ぶ、ポケットを簡単な仕様のものに変えることです。ポケットの無いコートはやはり着ていて不便だと思うのでちょっと頑張るか、貼り付けポケットだと箱ポケットや玉縁ポケットより簡単になります。
しかし、①のシルエットに関しては今こんなダボっとした感じが流行っているので私は気になりませんが好みが別れるところです。肩幅がピタッとあったスマートな形が好きな方には不向きです。
②の袖丈に関しては自分のサイズをきちんと把握することで簡単に解決します
袖丈を調整する場合は肩からではなく袖位置が下がっている分を考えて型紙を調整しないといけません。なので自分の肩幅、袖丈をきちんと把握した上で後ろ身頃の中心(首の後ろ中心)から袖先までの長さを図って長さ調整することをおススメします。ちなみに155㎝の私はMサイズの型紙で袖丈を4㎝短くしました。型紙の肩幅はそのままで袖丈だけ短くしました。体型や袖の長さの好みもあるのでせっかく手作りするので自分の着心地の良い袖丈にぜひ合わせて欲しいと思います。
生地:ハギレウール100% W幅 1780円/2m@鳥居商店
裏地:キュプラw幅 380円/m 約1.5m使用
接着芯:バイリーンFV-2N 585円/m @ホリウチ
※接着芯はホリウチさんで一反(25m)で買って必要分を切って使っています。絶対使うものなので買いに行く手間も省けてこの買い方が気に入っています。買うときは結構高額になるのでちょっとビビりますがw結果的にはこの方が無駄がなく少しずつ買うより安上がりです。