思ったよりオシャレで簡単に作れたワイドショートジャケット

高田祐子さんの本「パターンアレンジをたのしむ カーディガン・ベスト・ブルゾン」からワイドショートジャケットを作りました

このパターンは着てみると想像以上におしゃれで素敵です!!
ドロップショルダーなので身幅にゆとりがあり着やすくて、おしゃれと実用が両立されたとてもオススメのパターンです♡
しかもコート(ジャケット)の中では難易度低めなので初心者さんの初挑戦のアウターに良いと思います。(ポケットは少し難しいかも(;・∀・)

おススメポイント

襟がスタンドカラーなのでショールカラーやテーラーカラーよりも簡単
ドロップショルダーなので袖付けがセットインスリーブより簡単

ボタンホールは身頃と襟の縫い目を利用して作るのでボタンホール作りが比較的簡単で綺麗に仕上がる

そしてシルエットがおしゃれ!!

パターン:高田祐子著「パターンアレンジをたのしむ カーディガン・ベスト・ブルゾン」

型紙D ワイドショートジャケット

サイズM 袖丈は切り替え無しで39cm、着丈はA(身長155cm)

襟は高さを3.5cm削りました

 
最近ワイドパンツを作ったのでそれとのバランスが良いショートコートが欲しくてどんなデザインが良いか考えていた時、高田祐子さんの「パターンアレンジをたのしむ カーディガン・ベスト・ブルゾン」を思い出しました。この本の中で一番作りたいと思ったのがこのパターンでしたが、やっとその時期が来ました(笑)
また、ワイドパンツだけでなくロングスカートにも合わせやすです。ショート丈なので下にボリュームのあるボトムスと相性が良いようです。

市販の型紙を使う時にいつも気を使うのは肩幅が合っていること、袖丈、着丈が自分に似合うことや、目的に合っていることです。私は身長が155cmなので大抵市販の型紙通りだと袖丈が長くなります。今回は初めてのドロップショルダーだったので肩幅を気にする必要はなく袖付けも楽でした。その分袖丈は慎重に計測しました。

あと問題は襟の高さでした。型紙を自分の身体にあててみて顎に当たらない高さだと3cmは削らないといけないと思いそれで裁断しましたが見頃を縫い合わせた状態で、もう一度身体に合わせてみるとまだ少し高い気がしたのでそこからさらに5mm削りました。これで私の首の長さにはぴったり高すぎず低すぎず首回りが暖かくおしゃれな形になりました。作者の意図とは少し違う形かもしれませんが、私の場合いくらおしゃれでも実用性に欠けていては結局着なくなるのでもったいないのです。

大きなボタンが一番上に一つだけ付いているので裾に向かって開く感じになります。この形がケープコートのようで可愛いです。

メモ

生地:ハギレ(ウールとカシミアの混紡と思われる肌触りと軽さですが不明)w幅 2m/1780円@鳥居商店
裏地:キュプラ w幅 1.3m 380円/m @鳥居商店
接着芯:バイリーンFV-2N 585円/m @ホリウチ

※接着芯はホリウチさんで一反(25m)で買って必要分を切って使っています。絶対使うものなので買いに行く手間も省けてこの買い方が気に入っています。買うときは結構高額になるのでちょっとビビりますがw結果的にはこの方が無駄なく少しずつ買うより安上がりです。

残念ながら廃版に・・・(2024/1/24現在)

高田祐子著「パターンアレンジをたのしむ カーディガン・ベスト・ブルゾン」が廃版となってしまったようです。