アフタートレイルスカート(タックギャザースカート)作りました

軽い綿麻生地で作ったウエストゴムのタックギャザースカートのことをアフタートレイルスカートと命名しています(笑)
私は趣味でランニングをしていて時々トレイルランニングを楽しむのですが、その後着るスカートって意味です。
トレイルランニングをすると、たいていお風呂(銭湯や温泉)がセットになっているコースが多いのでその後の着替えとしてぴったりで、その後食事会って時もちょっと可愛いっていう嬉しさがあります。もちろん、短パンやジャージでもいいんですけどね(´・ω・`)
裏地が無く軽い生地なので嵩張らずクルクル、ぽんっとザックに入れられます。少々たたみ皺がついたとしてもこれは麻の味ですからと言い切れる範囲です(笑)
タックをしっかりとってあるのと濃いめの色を選ぶことで透け感もありません。しかも見た目とってもガーリーですがスポーツウェアとの相性も良いです。
ウエストゴムでリラックスできるし夏も涼しく、寒い季節はレギンスと合わせると問題ありません。レースとか出先で更衣室が確保出来ない時はウエスト部分をクビまでもってきてプチ更衣室にもなります(笑)バスタオルを巻いて着替える人を時々見かけますが、はらりと落ちたりして気が気じゃありません。
アフタートレイルだけではなく、夏限定ですが普段履きとしてもとても重宝します。今年の夏は暑かったのでこのタックギャザースカート、別名アフタートレイルスカート、略してATSが大活躍でした。涼しいし、楽だし、コンパクトなトップスとの相性も良く、洗濯してもすぐ乾きます。私は冷え性なので夏でも大抵レギンスと合わせますがそうでなければ同じ綿や夏用裏地で作ったペチコートを履くと良いと思います。

作り方は至って簡単。こんなスカートが欲しい!と思った人はぜひチャレンジしてみて下さい。

こんなスカートも買うと結構高いですが自分で作ると原価だいたい2000円くらいで作ることができます。もちろん使う生地によりますが(生地選びは結構重要)、私は大阪難波にある「とらや」という生地屋さんで840円/mの薄手の綿麻生地(綿80%麻20%)を1.5mで全部使い切って作ります。嵩張らず、皺になりにくい、皺になっても気にならない生地選びがポイントです。
私は身長が155㎝なのでもっと背の高い人はもう少し生地が必要です。あとはウエストに入れるゴムとミシン糸ですね。
慣れると3時間くらいで出来ます。面倒なのはタック計算です後は直線縫いのみなので本当に初心者さんも余裕で出来ます!

作り方は
1.ベルト部分の生地の確保。

幅はゴム巾の2倍プラス縫い代上下1㎝ずつで2㎝。
例えば3㎝巾のゴムを使う場合は6㎝プラス2㎝で8㎝ですが、私は余裕をもって1㎝プラスしておきます。なので9㎝。
長さは2.のタック計算と同じ長さプラス縫い代2㎝にする。

2.タック計算
ウエストゴムなので最低限お尻が通らないといけないのでヒップサイズプラス6㎝まで生地をタックで畳みます。
例えばヒップが90㎝なら96㎝は必要ってことです。ウエストベルトもこの長さにします。
で、最後ゴムを通してウエストで止まるようにします。
生地巾は110㎝であれば、ベルト分を切り取ってあるので上記幅のベルトなら110㎝-9㎝で残り101㎝
前スカート、後ろスカートそれぞれ幅を48㎝までタックをとるのです。
生地巾が101㎝なのでそこから48㎝引くと53㎝。この分畳むわけです。5本タックをとるとすると一本のタックが10.6㎝になります
生地巾に対して縫い代から均等割してそこにタックの分量を直接チャコで描き込みます。

 

 

 

 

 

3.タックを縫う
待ち針を打って、スカートが開きすぎないように私の場合は8㎝タックを縫います

 

 

 

 

 

 

4.タックを抑えるための仮縫い

 

 

 

 

 

 

5.脇を縫う。ロックミシンが無い場合は折りふせ縫い。

7.ベルト生地を縫う

8.ゴムを入れる

9.裾を三つ折りにして縫う
スポーツウェアとの相性も良いです♡